さあ、3回目!
Vol.3 「雑煮の主役は’ホヤ’」
日本各地にはご当地ならではの雑煮が数々存在しますが宮城県の雑煮もバラエティに富んでいます。
石巻や南三陸町志津川地方では干しホヤでだしをとり、そのホヤを具材にした雑煮。北上川流域では
夏の間に北上水系で獲れたアユの焼き干しで出汁をとった雑煮。仙台では松島湾で獲れたハゼの焼干
しをだしにし、具にはハゼを1尾使う上品な味の雑煮をつくります。
和歌山県紀中地方ではウツボのつみれを入れたり、島根県津和野では、年魚といわれるアユを縁起物
として雑煮に使用します。高津川で獲れるアユを串刺しにして炉端で焼き干しにして、出汁をとりま
す。
愛媛県の肱川流域でも焼きアユで雑煮の出汁をとったり、千葉県山武の中心一帯では、雑
煮に焼いたハバノリをふりかけた’はば雑煮’が食されています。
【脚注】ハバノリとは昆布に似ている海藻類で、房総海岸で真冬に採れる。
次回は6日になります、お楽しみに!
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